幼年クラブ (西野空男) 感想
「幼年クラブ」(西野空男 ワイズ出版)がおいてあったので買いました。
読んだ感想を書きます。
表紙
あんまり見たことがない絵柄だなあ、と思いました。ほのぼのしてそうだけどたぶんちょっと怖い、きっと!と思いました。
表紙紙
西野さんの自画像が書いてあります。本人よりもおどおどしてみえます。
目次
なんかえろい。おっぱいみたいなヘルメットだ!
日常の関係
女の人の表情がかわいらしいと思いました。私の気持ちなんて考えてない!といった女の人の気持ちが良くわかると思いました。男の人は、女の人の言うとおりにしてやってるんだから、気持ちを尊重してやってるだろう!が!みたいな感じでした。というか、なんでこのかわいい女の人がこのどうでもよさそうな男の人と付き合ってるのか疑問に思いましたが、現実世界でも良く見るカップルです。現実世界でよくある関係を書くのは、できそうでできないので、会話がうまいと思いました。
幼年クラブ
これは身に覚えがあります。わたしもなかなかはやりのおもちゃを買ってもらえない人でした。あとださいといわれる子どもでした。大人になったら関係ないというか力関係が変わるので、たくさん勉強して大人になってほしいですね。下克上ですよ。
いじわる公園
普通の人が一人も出てきません!こわい!こわいよ、これは。意味がわからない。意味がわからないなりにストーリーがある。それが怖い。この作者のことが心配になりますね。うまくまとまってると思います。こういう怖いことは日常でありますね。虚構でしかかけないリアリティってあるよなーと思います。
パッカーの男
怖いよ。だんだん怖いのしか載ってないよ。ちょっと子どもの会話ってこういうのあるよねあるけど救い出さないよ、この会話みたいな会話がある。ダーク!
夜
最初に出てきた女の人はどこに消えたのだろう。でも人数は多いほうがいい。あとマコちゃんは下半身むき出しなのか、ズボンはいてるのか、気になる。わからない。傘ってとがってて怖いよね。さっきから怖いって感想しかない。
長男
夫は妻が病院にいるときに会いに行かなかったんだろうか、という疑問がまずわきますよね。せめて迎えにいけ!そしたら、自分の息子が昆虫だったけど昆虫なのかもしれない、というところで悩まなくてすむから!あと、お母さんが誰から電話を受けたのか疑問。まあ、それくらい自分の子どもかどうかってわからないものなのかもしれない。とりあえず、子ども生まれそうなときには家じゃなくて妻のそばにいるべきだね!
係長と会う
個人的には安心して読めた。怖いことなさそう。とりあえず、日常会話があって、こういう非コミュなめんどくさいひとにからまれるのとかやだよねと思った。あと、男の人はおしっこしたあと手を洗わない人が多い気がする。そして、この人は、おしっこしたあとの人と握手してる!男こわい!
トンネル画廊
「アレ」アレという言葉を最大限に使いたい漫画ですね。これは。アレ。アレな感じ。全員まともじゃないシリーズ。まともと見せかけてまともじゃない。手間隙かけて漫画にしている感じがするのが怖い。プロットの途中で投げ出さないのがえらい。私は自分がこういうのを文章で書くとき、途中で音を上げてダウンします。ミヒャエルエンデの鏡の中の鏡という作品に出てくる1シーンみたいで、ちょっとぐっと来ました。これはおすすめ。わかりやすいし。
百貨店/転落
ひど!子育てを妻任せの夫が、いいとこどり!わたしはこういうの許せないほう。許せないほうですよ!忘れておいて思い出して、妻にどうしたか聞いて、「レジに預けた」と聞いて、一度納得してから、ひど。普段から夫は妻の精神状態に気を配るほうがいいですよ。
蒸発日記
これはまたおかしい。おかしい話です。こういうものなのだバーン!バーン!バーン!感漂います。…そうですか、そうですよね、そうだよね、と思います。これのいいところは、誰のこともジャッジしていないところですね。そういう姿勢は、わたし、嫌いじゃないですよ。
別離
こういうのは嫌いだなー。漫画じゃなくて、こういう村があったらいやー。でもたぶんある。あるのがこわいよね。どこが嫌いって、「どこじゃって同じじゃ。つまらんのはお前がつまらん人間じゃけーじゃ」というせりふが嫌い。私はこういうの、もう、絶対いやだね。絶対反抗。つまらん場所というのはあるし、評価してくれる場所があるし、いやになったら場所を変える、逃げ出すってのはとても大事なので、主人公はまともだね!もう、ニホンジンてさー、自分が変わらないと周りがかわらない、とかって、好きだよね。わたしが、メキシコに行ったときは陽気な性格になり、精神も安定したので、気候とか文化とかが精神にもたらす影響って大きいし、単純に言うと、本屋さんがある町で暮らすのと、ない場所で暮らすのとでは、人間がまるで変わるので、場所が変わるのは大事だよね。先生が「社会をなめるな」っていうのも完全に保身だしさ。
千の誘惑
落ちが嫌いなので飛ばします。「だって」じゃなくて、違う言い回しだったら好きだったかもしれない。
波止場の小景
ほのぼの。
西野さんとの約束で面白くても面白くなくても感想を書いてほしいということと、面白くないなら面白くないことを書いてほしいといわれたので、そのようにしました。
たぃさん売れるといいなあ。
表紙の画像
http://blog-imgs-15.fc2.com/2/g/e/2ge448ru/younen.jpg
アマゾンのページ
西野空男の行列
http://2ge448ru.blog65.fc2.com/
今日は模索舎http://www.mosakusha.com/newitems/に行って、納品してきました。四種類。買ってくれる人がいたら買ってください。一冊100円です。
福島GAMEJAME in 南相馬市は、案外前回の文学フリマで売れてて、後10冊くらいでした。なので、四冊納品してみました。
売り切れたら絶版です(煽り)。
西野空男 のコメント
12月 18, 2011 at 11:12 pm
ありがとう。
nakanaka のコメント
12月 19, 2011 at 11:17 pm
どういたしまして。気に入りました。